2014年3月14日の記事アップ(tanakomo)です。
今日は午前打ち合わせの後、生協書籍部へ注文してあった本を取り
今、カフェでそれらを眺めながらとてもいい気分なので、ちょっと
女性が服や靴やアクセなどをたくさん買い物して、カフェでひとや
最近、読んだ本の紹介をこのブログにアップしていませんが、フナ
さて、ではカテゴリー別に紙袋の中を紹介します。
・実用書関係:
池田清彦『この世はウソでできている』新潮社、
テレビでもおなじみの生物学者池田先生の本。少し本の帯から、
・がん検診も健康診断も受けないほうが長生きする
・外来種駆除活動なんてムダの極み
・大麻取締法は天下の悪法である
ははは、おもしろそうでしょ。
<「健康のため」「安全のため」「環境のため」という名目を掲げ
池田先生の本で初めて知ったことはたくさんあります。世の中の仕
岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』ダイヤモンド社、
先日、知り合いがFBにアップしていました。
<自己啓発の源流「アドラー」の教え>とあります。ちょっと興味
河合隼雄『こころの読書教室』新潮文庫、
臨床心理学者として著名な河合先生からのメッセージ、
「本を読むって、こんなに面白いのにみんな読まないのは残念で仕
そう、みなさん!本っておもしろいです。
・声/音声学関係:
渋谷昌三『好感度200%UPの話し方』ぶんか社文庫
西澤史子『「話す力」を「お金」に変える習慣』かんき出版
まあ、とりあえず、この手の本はおもしろかろうとつまらない本だ
木部暢子『じゃっで方言なおもしとか』岩波書店
木部先生は全国の方言アクセント・音韻の研究者です。
音声学の授業の資料です。
ビジネス関係:
今野晴貴『ブラック企業ビジネス』朝日新書
この今野さんの『ブラック企業』文春新書がすごくおもしろくて、
日本経済の繁栄、企業の利益はこの日本的システムに支えられてい
倉本圭造『日本がアメリカに勝つ方法』晶文社
晶文社もこういう本を出すんだねぇ・・、というのがまず実感。
グローバル時代に日本が成長する秘策という「経済思想書」という
この本が、というより本の帯に引かれて買いました。あのミドリム
「サンデル先生、『これがほんとうの正義の話』です」
ははは、まったくの独断と偏見なんですが、フナツはサンデル先生
楡周平『象の墓場』光文社
「時代に翻弄される超優良会社。その時、社員は?」本の帯より。
モデルはコダ○○社だと思われます。どんなエクセレントカンパニ
さあ、どうする?
・研究関係:(ちょっと興味のない人には退屈かも・・)
大倉幸宏『「昔はよかった」と言うけれど』新評論
「戦前にも存在した!席を譲らない若者、車内で化粧をする女性、
いかがでしょう!フナツの専門は明治から昭和初期なのでこの手の
安川寿之輔『福沢諭吉の教育論と女性論』高文研
これは副題に<「誤読」による<福沢神話>の虚妄を砕く>とあり
「人の上に人を・・・」などの言説で、福沢諭吉には民主主義の思
この手の批判は決して近年のものではありません。実際に福沢諭吉
ガヤトリ・C・スピヴァク『ナショナリズムと想像力』青土社
まあ、スピヴァクを(薄い本で)読んでみたかったということで・
スチュアート・D・ゴールドマン『ノモンハン1939』みすず書
ああ、この本こそ基本的な紹介を書き出すとめちゃ長くなるので簡
日本とロシア、そしてアメリカ、ドイツの史料まで駆使して、客観
新しい(フナツが知らなかった)事実が書いてあるかも、という期
ノモンハン事件、たくさんの人に知ってほしいですが、某日本の評
ああ、どれから読もうかなぁ、ふふふ。
2013年8月7日の記事アップ(tanakomo)です。
映画化される(された?)ということで、また本棚から取り出して
梢うつ雨にしをれて散る花の
惜しき心を何にたとへむ
史実かどうかはわかりませんが(小説なので)、心憎い演出だなと
時代は豊臣秀吉が天下を統一し、最高権力者となった頃。
それまで秀吉の茶の湯・茶会を筆頭宗匠として取り仕切っていた千
その利休の切腹の約ひと月前、利休を茶の師匠とあおぐ古田織部は
最高権力者である秀吉に対して利休が恭順の意を示せば、ひとこと
弟子たちはそういった利休を見て思うわけです。座して師匠を死に
そんな思いを込めて、師を誘ったその茶室の床の間にかかっていた
もう一度その歌を、
梢うつ雨にしをれて散る花の
惜しき心を何にたとへむ
教科書で「この歌(を作ったの)は西行です」なんて解説されてそ
やっぱりストーリーが必要だよなぁ、とフナツは思うわけです。
2013年7月5日の記事アップ(tanakomo)です。
またまたウチダセンセイが良いことを書いておられたので。(AE
以下に抜粋引用する内容は、「公人としての適性」とは何か、「自
まずウチダセンセイは、都議選の結果、特に民主党の凋落ぶりを指
***
公人としての適性とは何か。この何年か、メディアは「スピード
公人としての適性は「自分の反対者を含めて集団を代表する」覚
自分の支持者、賛同者しか代表できない人間はどれほど巨大な組
自由民主主義という語をオルテガは「敵とともに生きる、反対者
***
相変わらずカッコいいなぁ・・・。
2013年3月19日の記事アップ(tanakomo)です。
雑誌「NALU」エイ出版、4月号の表紙がすごく良くて・・・。
この雑誌は、サーファー、特にロングボーダーのためのもので、頁の半分以上が商品の宣伝ですが(そうでなければ、つまり広告収入がなければ、こんないい紙で写真が多い雑誌がこの価格では作れないと思うので許す!)、毎回特集がおもしろく、特に写真がいいので良く買っています。
4月号の特集は "THE
WORLD WAVES"
まあ、言わば「世界のいい波」特集です。
そして副題が "Meteorology for surfing"
「サーフィンのための気象学」ですね。
どこで、どんな時に、どんな条件なら、どんなふうに「いい波」ができるか、です。
フナツは、有名なサーファーのことや、サーフィンのさまざまなテクニックや、ボードやウェットなどのギアにはまったく関心がありません。
いい波の写真を見ることが好きで、それでシアワセを感じるタイプです。
この号でいえば、16、17ページのラグラン(NZ)の写真なんかため息が出ますね・・。
今日みたいに暖かいと、早く海に行けるようになるといいなと切に思います。
2012年12月24日の記事アップ(tanakomo)です。
ふらっと入ったカフェに古い「週刊文春」があって(この号は読ん
******
Q 毎朝の通勤電車が嫌で仕方ありません。あんなにぎゅうぎゅう
A 私も若い頃に満員電車に乗ったことがあるが、あれは本当に疲
(中略)
でも私は満員電車での通勤はほとんど経験しなかった。
なぜ、それを経験せずに済んだか?
私が最初に就職した会社の社長の一言だった。私の勤めた会社は
そりゃ他の会社の新入社員がゆっくり出社するのを見て羨ましか
「おまえたちは他の会社の新入社員はゆっくり出社できてイイナ
―なるほど―
とダメな社員は思った。
数年の間だったが、それが身についたことはその後の社会への考
“鉄は熱いうちに打て”というのは正しいと私は思っている。
さあ、この話を聞いてどうするかは君の考え方次第だ。
(後略)
「週刊文春」11月8日号、64ページ
********
大事なところだけを抜粋したのでかなりお説教口調ですが、原文に
至極当たり前なことを言ってるように聞こえますか?
フナツも若い頃こういう社長に説教されたかった・・・。
もちろんフナツは若い頃めっちゃナマイキだったので、こういった
このブログの読者には、こういう言葉が必要な層(学生、新入社員
それぞれに、それぞれ思うことがあるかなと思ってアップしました
フナツは人を管理するのも管理されるのも嫌なので今のような仕事
特に、上からはいろいろと言われ、下からは「説教がくどい」と突
2012年11月26日の記事アップ(tanakomo)です。
今日は生協の南部書籍に注文していた本を取りに行きました。
(でもって月末なので、先月分の代金ウン万円を払ってきました・
読んだ本でも、忙しくてなかなか(たぶんこのブログの読者には興
まずはエンタメ系お楽しみ本から、
・ダン・ブラウン『ロスト・シンボル』上・中・下、角川文庫
ダヴィンチ・コードで有名になったラングドンシリーズ最新作が出
きっと電車に乗っている時間が早く過ぎることでしょう。
・佐々木譲『夜にその名を呼べば』ハヤカワ文庫
新装版です。十何年前に読んだきりなので、たぶんほどよく忘れて
東芝ココム事件とか覚えていますか?東西冷戦時代の商社マンの話
・ジョン・ハート『川は静かに流れ』ハヤカワ文庫
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞受賞作です。ジョン・ハー
・伊藤計劃(Project Itoh名前は「けいかく」と読みます)『ハーモニー』ハヤカワ
「2012大学読書人大賞」受賞、らしい・・、何じゃそりゃ??
でも、日本人で初めてフィリップ・K・ディック賞特別賞を受賞し
・片岡義男『洋食屋から歩いて5分』東京書籍
このブログを読んでいる方ならご存知、片岡さんの本です。
何十年も変わらないクォリティ、すごいとしかいいようがない。
次に音声・言語関係で一冊
・平田オリザ『わかりあえないことから』講談社現代新書
題名がいいですねぇ、コミュニケーション能力って何?ってところ
劇作家であり、大阪大学でも教鞭をとる平田さんのコミュニケーシ
これは読んだら絶対アップしますね。
次はビジネス系
・三枝匡(さえぐさただし)『経営パワーの危機』日経ビジネス人
・同『V字回復の経営』同上
以前三枝さんの『戦略プロフェッショナル』を、フナツがマーケテ
その二作目、三作目です。『戦プロ』と合わせて、企業再生3部作
・中島岳志・富坂聰『比較で読み解く中国人とインド人』講談社
副題が「日本人は彼らとどう付き合うべきか」です。今まさに「ホ
・副島隆彦『ぶり返す世界恐慌と軍事衝突』祥伝社
久々の副島節が聞けそうです。この副島さんの書くものはおもしろ
・チャールズ・モア/カッサンドラ・フィリップス『プラスチック
世の中の物質のほとんどは水に溶けてその組織を変えますが、実は
副題が「知らないうちに飲んでいる、その海域には、プラスチック
いわゆる「北太平洋巨大ごみベルト」の話です。うーー、すぐにで
そして、カラダ関係
・藤田紘一郎『脳はバカ、腸はかしこい』三五館
脳はうわべだけの満足ばかりを求め、意志薄弱でうぬぼれも強く偏
ヨガスートラ関係で
・正木晃『密教』ちくま学芸文庫
教義、修行、曼荼羅その他、密教のお勉強です。本屋さんで立ち読
最後に、
「ラグビーマガジン」!!!
そういえば最近ラグビーの話題をアップしていない・・・。
まあ、たぶん誰も興味ないかもしれないので・・。
以上、本日フナツが持っていた紙袋の中身でした。重っ!